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ゲストハウスとは?宿泊をより充実させるためのポイントと特徴を徹底解説!

こんにちは、TOKYO β コラム担当の森岡です。 ゲストハウスをご存知でしょうか。旅好きの方なら泊まったことがあるかもしれませんね。今回はシェアハウスと間違えられることも多いゲストハウスについてご紹介します。きっと旅がしてみたくなりますよ♪

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ゲストハウスとは?

ゲストハウスは低価格帯の宿泊施設のひとつ。食事のついていない素泊まりが基本で、二段ベッドが並ぶドミトリー(相部屋)、トイレやシャワーなど水回りは共有といった形態を取ることが多いです。共有リビングがついていて、宿泊者同士や宿のスタッフとのコミュニケーションが活発なため、安価でローカルな旅を楽しむために世界各地のバックパッカーが集まってきます。
日本では今でいうシェアハウス(住居として利用)をゲストハウスと呼び習わしていた業者もいましたが、現在ではすみ分けがなされています。過去のゲストハウスは安い宿のイメージが強かったのですが、2010年頃からおしゃれなゲストハウスが増え始め、近年ではカフェやバーなども併設し、近所の人も利用するような地域の“交流”の場としての役割を持つようなところも増えています。

ホステルやバックパッカーズとの違いとは?

ホステルやバックパッカーズは、安価な宿で宿泊者同志の交流があるという点はゲストハウスと似ていますが、規模が大きめでフロントがあることが多いです。ゲストハウスは家族的な経営でフロントがないところが多いです。ゲストハウスという呼称はアジアに発祥があるとされ、欧米の方にはホステル・バックパッカーズのほうが馴染みがあるそうです。

ゲストハウスはなぜ増えてるの?どこの県に多い?

日本では2010年頃にモデルケースとなるゲストハウスが出来始め、2015年あたりから急速に増え始めました。背景に外国人観光客の増加や個人旅行を選択する若者のニーズ、東京オリンピックの招致などがあげられます。また地方において住み手のいなくなった古民家などを改築しゲストハウスにする機運も高まっています。
ゲストハウスが多い地域は、観光業のさかんな京都や沖縄、北海道、東京、大阪などがあげられます。

一般的なゲストハウスにみられる特徴とは?

格安で泊まることができる

素泊まり1泊の場合、約2,500円〜4,000円くらいです。長期滞在の場合、割引があるところも!ホテルなどに比べるとかなりお得ですから、浮いたお金を食事や観光に回せます。また、共有の水回りやリビングなどで挨拶を交わしたり交流を楽しむ利用者が多いです。

相部屋(ドミトリー)がある

ゲストハウスでは見知らぬ旅人同士が複数人で利用する相部屋が基本です。ドミトリー(DM)の種類は3つ。

  • Mixed dormitory(MIX)/男女混合ドミトリー
  • Female dormitory(FD)/女性専用ドミトリー
  • Male dormitory(MD)/男性専用ドミトリー

二段ベッドが複数備えられていたり、シングルベッドが並べてあったり、布団で雑魚寝とさまざま。割高にはなりますが個室(PR/プライベートルーム)があるところも。

サービスは必要最低限なところが多い

トイレやシャワー、キッチンなど水回りが共有で、歯ブラシやシェーバーなどのアメニティがないことが多いです。(有料で用意しているところはあります)食事はあっても有料のところがほとんどです。

ゲストハウスに有るもの・無いもの一覧

・基本的に無いもの
パジャマ・浴衣
・有料のことが多いもの
歯ブラシ・タオル・カミソリ・化粧品・洗濯機(乾燥機はないことが多い)
・有ることが多いもの
ボディソープ・シャンプー・コンディショナー
・基本的に有るもの
Wi-fi・貴重品ロッカー(荷物預かりサービス)・ドライヤー

ゲストハウスによっては朝食やフリードリンクがあったり、レンタサイクルやオリジナルのマップなどを用意しているところも。宿のサービスはさまざまなので必ずサイトで確認しましょう。

交流が生まれやすい

ゲストハウスの利用者はコミュニケーションも旅の一部と捉えている人が多いです。共有リビングで顔を合わせれば、自然と会話が生まれ話がはずむこともしばしば。ホテルでは味わえない魅力といえるでしょう。

いろんな国や世代の宿泊客がいる

世界中にはたくさんのバックパッカー(大きなリュックひとつで個人旅行を楽しむ人たち)がいます。若い時に広い世界を見たい、仕事に疲れていったんリフレッシュしたい、など背景も世代もさまざま。各国の人が巡り合わせでひとときを共にする、それもゲストハウスの醍醐味です。

ゲストハウスはこんな人におすすめ!

オススメ① 宿泊費を少しでも抑えたい人

旅行にはお金がかかります。宿代、交通費、食事代、お土産代など。気が晴れやかになっているとついつい出費がかさみがち。宿泊費を抑えてその分を他の楽しみに回せると嬉しいですよね。

オススメ② ひとり旅は少し寂しいという人

人に気を使わず、自分の好きなようにできるひとり旅。楽しいとはいえ、どうしても人恋しくなることも。そんな時にゲストハウスは最適!スタッフや世界各国の旅人たちとの交流で気分をリフレッシュできますよ。

オススメ③ 国籍や言語を超えた交流に興味がある

日本にいるとなかなか国籍や言語の違う人たちとの出会いがありませんよね。地元の人に併設のカフェやバーを開放しているゲストハウスもあります。宿泊せずに、まずは短い時間利用して雰囲気を味わうのもいいかもしれません。

オススメ④ 成り行きまかせの旅を楽しめる人

プランが決まっているツアーもいいですが、成り行きで行動する旅も面白いもの。スタッフに聞けば地元の人が行きつけの食事処や穴場の観光スポットを教えてくれますよ。自分で組み立てた旅は楽しさもひとしおです。

オススメ⑤ 連泊したい人

日程に余裕があるなら連泊もおすすめ。連泊割引がある宿もあります。例えば3泊する場合、ホテルや旅館とは宿泊費に大きな差が出ますよ。居心地のいいゲストハウスを拠点に、ゆったりと旅をするのも素敵ですね。

ゲストハウスを楽しむためのポイント

ポイント① 早めにチェックインしてみる

ゲストハウスのチェックイン開始時間は15:00から16:00くらいのところが多いです。素泊まりであれば夕食後にチェックインしがちかもしれませんが、ぜひ早めにチェックインしてみてください。スタッフにオススメの場所を聞くことができるでしょう。もしかしたら、居合わせた宿泊者と夕食を共にするなんてことがあるかもしれません。

ポイント② 共有スペースを利用する

せっかく共有スペースがあるのですから、利用してみましょう。イベントがあるゲストハウスもあります。自分から動くことで新しい出会いを引き寄せたり、旅の面白さを感じることができるでしょう。

ポイント③ 連泊する

旅をした土地を深く知るには連泊するのもいいですね。ホテルなどと違い気取らない親しみやすさがあるのがゲストハウスの魅力。「行ってらっしゃい」「おかえり」といった挨拶を交わしながら第2の家があるかのようにリラックスして旅を楽しめることでしょう。

まとめ

ゲストハウスについて、いかがでしたか。紹介してきたようにゲストハウスなら、ホテルや旅館とは違う、新しい体験ができますよ。
また、旅をしてその土地に住んでみたくなったらシェアハウスはいかがでしょう。シェアハウスは3ヶ月から契約できるところがほとんどです。腰を落ち着けて暮らしてみると旅の時には感じることのできなかった、土地の魅力に触れることができるかもしれません。東京でシェアハウスを探すなら、ぜひTOKYO β のサイトも参考にしてみてくださいね♪

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森岡 誠
この記事の監修者

森岡 誠

(マネージャー)

保有資格
宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士

株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。