「部屋探し」賃貸物件を探してる人へ。身軽に住める家具家電付き、チェックした?

こんにちは、TOKYOβの宮後です。
部屋探しをしていると、「家具家電付き」という言葉に出会うことがありますよね。
「引っ越しがラクそう」「すぐ住めそう」という印象はあるものの、
実際に住むイメージがわきにくいと感じる人も多いのではないでしょうか。
家具家電付き賃貸は、
暮らし方や状況によっては検討しやすい選択肢ですが、
内容や条件には物件ごとに違いがあり、事前に知っておきたいポイントもあります。
この記事では、家具家電付き賃貸について、
「どんな物件なのか」
「どんな違いがあるのか」
「どこに気をつければいいのか」を、
部屋探しの参考になる形で整理していきます。
- 「家具家電付き賃貸物件」ってどんなもの?
- よくある備え付きの家具と家電
- 入居前に確認しておきたいポイント
- 「家具家電付き」のメリット、どこが魅力?
- 「家具家電付き」のデメリット、ネットで見かけるつぶやき
- あわせて知っておきたい、シェアハウス
- TOKYO βで探す、家具家電付きの部屋
- まとめ
「家具家電付き賃貸物件」ってどんなもの?

家具家電付き賃貸とは、
ベッドや冷蔵庫、洗濯機など、生活に必要な家具や家電があらかじめ用意されている賃貸物件のことです。
引っ越し後すぐに生活を始めやすいのがポイントですが、何が備え付けられているのか?使いやすさは?などは、物件ごとに違います。
まずは基本的な考え方を知っておくことが大切です。
どんな人が選びやすい?
家具家電付き賃貸は、
誰にでも適しているわけではありませんが、
今の自分には、理想的と感じる人もいます。
たとえば、初めての一人暮らしで何をそろえたらいいか分からない人や、
引っ越し準備にあまり時間をかけたくない人です。
ずっと住む家を決める前に、
まず短期間、その街での生活を体験してみたい。
そんなふうに考える人に、選ばれることが多いです。
物件タイプによってちがう「家具家電付き」

家具家電付き賃貸とひと口に言っても、物件のタイプによって設備や暮らし方は異なります。
「マンション・アパートの家具家電付き」は、
一般的な賃貸住宅に、家具や家電をセットした形です。
冷蔵庫や洗濯機など、生活に必要な設備をひと通りそろえた内容で、設備の数や構成は比較的シンプルなケースが多く見られます。
よくある賃貸の間取りがベースなので、賃貸経験のある人にイメージしやすいタイプです。
「シェアハウス」では、
洗濯機やキッチンなどの生活家電を、共用スペースにまとめて設置していることが多いです。
入居者数に応じて、大きめの冷蔵庫や複数の炊飯器・電子レンジがそろっている場合もあります。
一方、個室はベッドやデスクといった基本的な家具が中心になることが一般的です。
部屋をすっきり使いたい人や、設備を共同で効率よく使いたい人に選ばれやすい形と言えます。
「ウィークリー・マンスリーマンション」は、
家具や家電に加え、日用品まで用意されていることもあり、入居したその日から生活を始めやすい点が特徴です。
短期滞在を前提にした家具家電付き物件として利用されることが多く、一定期間の住まいを想定したい場合に選ばれます。
「デザイナーズマンション」は、
内装や家具、照明までを空間全体でコーディネートした物件です。
統一感のある雰囲気を楽しめる一方で、家具の入れ替えや配置変更がしにくい場合がある点は理解しておく必要があります。
また、これらの家具家電付き賃貸は、それぞれのタイプに加えて立地や周辺環境も影響し、入居者の層や暮らし方に合わせて設備の内容が決められています。
よくある備え付きの家具と家電

家具家電付きといっても、
何がどこまで揃っているかは物件によって異なります。
ここでは、設置されていることが多いものを中心に整理します。
家具(設置されていることが多いもの)
これらは、入居後すぐに生活できるように備え付けられていることが多い家具です。
・ベッド
・デスク(またはテーブル)
・椅子
・収納棚、クローゼット
・カーテン
・テレビボード
・ローテーブル
・ハンガーラック
・シューズボックス
運搬や組み立てが大変な家具が備え付けだと、
引っ越しの手間が減って楽に感じやすいポイントです。
家電(設置されていることが多いもの)
多くの家具家電付き物件で見られる基本的な家電は次のとおりです。
・冷蔵庫
・洗濯機
・エアコン
・電子レンジ
・ガスコンロ、IHヒーター
・照明器具
・テレビ
・炊飯器
・電気ケトル
・掃除機
これらは、日々の生活を始めるうえで必要なものが中心です。
キッチン周りの家電は、物件ごとに違いが出やすいポイントです。
性能が高い家電
物件によっては、標準より少しグレードの高い家電が付いていることもあります。
たとえば、洗濯乾燥機や2口以上のガスコンロ・IHヒーター、大型冷蔵庫など。
日々の暮らしを少しでも快適にしたい人にとっては、家電の性能も、自分にぴったりの家具家電付き物件を選ぶポイントになります。
入居前に確認しておきたいポイント

家具家電付き賃貸は始めやすい反面、
入居後に「思っていたのと違う」と感じやすいポイントもあります。
契約前に、次の点を一度チェックしておくと安心です。
・家電や家具のサイズ・仕様:冷蔵庫の容量は十分か、ベッドのサイズは自分に合っているか把握しておく。
・使わない家具や家電の扱い:不要な備品を一時的に撤去できるか、別の場所に移動できるか事前確認する。
・不具合時の連絡先:管理会社の対応時間、緊急時の連絡方法を記録しておく。
・持ち込み・入れ替えの可否:自分の家具を持ち込めるか、備え付け家具と交換できるか事前確認する。
これらを事前に整理しておくだけで、
入居後のギャップはかなり減らせます。
「家具家電付き」のメリット、どこが魅力?

家具家電付き賃貸の魅力は、「ラクそう」というイメージだけではありません。
暮らしを立ち上げるまでの負担が軽くなるし、住み始めのハードルを下げてくれる点にあります。
家具や家電を買わずに始められる
家具や家電を一からそろえると、思った以上にお金がかかります。
家具家電付き賃貸なら、暮らしに使うものが最初からそろっているため、
初期の出費をおさえやすいのがポイントです。
「まずは生活をスタートしたい」
そんなタイミングでも入居した日からすぐに、無理なく生活を始めやすくなります。
引っ越しの手間が、ぐっと少ない
基本的な家具や家電はすでにあるので、
買う店を調べたり、搬入の段取りを考えたりといった手間が減ります。
また、家具や家電を新しく購入しない分、
大きな段ボールの処分に悩まずに済むのも助かるところです。
引っ越しの準備も片付けも、まとめて楽にできるのがポイントです。
退去時の運搬や処分を考えなくていい
家具や家電が備え付けのため、退去時に大きな荷物を運び出したり、処分方法に悩んだりする必要がありません。
退去後は実家に戻る予定の人や、一時的な仮住まいという人には、身の回りのものだけで引っ越しが完結する点が大きなメリットになります。
住むときだけでなく、出るときの負担が軽いのも、家具家電付き賃貸の魅力のひとつです。
「家具家電付き」のデメリット、ネットで見かけるつぶやき

家具家電付き賃貸は便利な反面、住んでみてから気づく点もあります。
SNSなどネット上では、実際に暮らしてみて感じたことが、つぶやきとして共有されているのを見かけることがあります。
備品の自由度が低い
家具や家電があらかじめ備え付けられている分、
自分の好みに合わせて自由に入れ替えることは、基本的にできません。
使わない家具があっても、原則としてそのまま置いておく必要があるケースもあり、部屋の使い方に制限を感じる人もいます。
レイアウトやインテリアにこだわりたい人ほど、
事前に調整できる範囲を確認しておくことが大切です。
家具や家電の使い勝手が合わない
備え付けの家具や家電は、多くの人が使えるようにシンプルな仕様になっていることが一般的です。
そのため、サイズ感や機能面で「もう少しこうだったら」と感じることもあります。
特に、家電の性能や使い勝手にこだわりがある人は、実物を見てから判断したほうが安心です。
設備トラブル時の対応に差が出る
備え付けの家具や家電に、不具合や故障が起きたときは、基本的に管理側が対応します。
ただし、連絡のしやすさや対応の早さは物件ごとに差があり、「思っていたより時間がかかった」という声もあります。
入居前に、トラブル時の連絡先を確認しておくと、いざというときも落ち着いて対応しやすくなります。
あわせて知っておきたい、シェアハウス

家具家電付き賃貸を探している人の中には、
「初期費用を抑えたい」
「家具家電を自分で用意するのが面倒」
という理由で検討している人も多いでしょう。
そうした希望を叶える選択肢として、シェアハウスもあわせて知っておくと、より自分に合った物件を見つけやすくなります。
シェアハウスは、
共用スペースと個室がある物件タイプで、大型の生活家電は共同で使用しますが、個室はそれぞれが使うプライベートな空間です。
生活家電は共用スペースにある
シェアハウスでは、洗濯機やキッチンなどの生活家電は共用スペースにまとめて置かれています。
家電を部屋ごとに持つ必要がないため、サイズや置き場所で悩まなずにすむし、
家電をシェアすることで水道光熱費も分担されるので、月々の生活費を抑えることができます。
複数の住人で使う前提なので、大きめの冷蔵庫や洗濯機や乾燥機が用意されていたり、広めのキッチンに2~3口コンロがあるなど、設備がしっかりしている物件もあります。
自分の部屋は、プライベート確保
個室には、ベッドやデスクなど、必要な家具だけがシンプルにそなえられていることが一般的です。
生活家電を部屋に置かなくていい分、家電の存在感を気にせず、部屋をすっきり使いやすいです。
その分、自分だけの時間を確保しやすく、部屋は「過ごす場所」として使いやすく、自分のペースを保ちやすくなります。
共用スペースと個室を行き来することで、生活感を切り替えやすいのもポイントです。
シェアハウスは家具家電付きのメリットを活かして、部屋を落ち着いて使いたい人に向いています。
TOKYO βで探す、家具家電付きの部屋
TOKYO βには簡単に住み替え可能な安心・安全なシェアハウスを東京都内を中心に約1,200棟、16,000部屋を保有しています。各所、さまざまなシェアハウスをご用意しているのでご自身のライフスタイルに合った物件をみつけることができます。
サービスの特徴①「入居者のサポート」
入居者のための限定アプリや、無料Wi-Fiなど入居者様の生活環境を充実させるためのサービスを随時アップデートしております。
サービスの特徴②「住み替えシステム」
選んだ物件との相性が合わなかったり、他のエリアで暮らしたい際に、TOKYO βの物件に空室があれば、簡単な手続きのみで住み替え可能です。
サービスの特徴③「充実した設備と安心・安全」
TOKYO βのすべての物件が同じブランドで管理されているため、同じ住み心地、同じサポート体制で安心してご入居いただけます。
まとめ
家具家電付き賃貸は、身軽に新生活を始めたい人にとって、検討しやすい物件のひとつです。
準備や手間を減らしながら、生活を早く立ち上げやすい点があります。
一方で、家具や家電の自由度、使い勝手、トラブル時の対応など、入居してから気づくポイントもあります。
メリットとデメリットをあらかじめ知ったうえで、今の自分の状況や暮らし方に合うかどうかを考えることが大切です。
「まずは住んでみたい」
「身軽に暮らしを始めたい」
そんなタイミングに、家具家電付き賃貸は選びやすい選択肢になります。
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- この記事の監修者
-
宮後 歳也
- 保有資格
- 宅地建物取引士
株式会社GGハウスマネジメント 代表取締役
シェアハウス専門の管理会社。物件数業界NO.1。
日本最大のシェアハウス運営会社です。
現在はTOKYO β ブランドのシェアハウス運営も行っています。













