浴槽レス賃貸って実際どう?タイパもコスパも叶う新しい暮らし方

こんにちは、TOKYOβの宮後です。「浴槽(バスタブ)がなくても、シャワーだけで十分」──そんな考え方を持つ人が、都市部の20〜30代を中心に増えてきています。掃除の手間や光熱費を抑えられることから、タイパやコスパを重視する世代のライフスタイルにもフィットし、シャワー中心の入浴習慣として広がりつつあります。この記事では、浴槽レス賃貸の特徴やメリット・デメリットを整理し、今注目される新しい暮らし方を紹介します。
- 浴槽レス賃貸ってどんな住まい?
- 浴槽レスのメリットでタイパもコスパもアップ
- 気になるデメリットとその対策
- 東京で浴槽レス賃貸を探すのは意外と難しい
- 浴槽レスを考えるなら、シェアハウスも候補に
- TOKYOβのおすすめ物件3選
- 浴槽レスを気軽に体験!TOKYOβのシェアハウス
- まとめ
浴槽レス賃貸ってどんな住まい?

浴槽レス賃貸とは、バスタブを設けずシャワーのみを備えた住まいのことを指します。バスタブ分のスペースを省けるため浴室がコンパクトになり、その分居室を広く使えたり、家賃が少し低めに設定されることもあります。これまでの「お風呂付き」が当たり前だった賃貸住宅の常識を少し変える、新しい住まいのかたちです。
シャワーだけのシンプルな生活スタイル
浴槽レス賃貸にはタイプがいくつかあり、代表的には次の3つです。
・シャワールームのみ:スペースを最小限にしたシンプル設計
・シャワールーム+独立洗面台:最近の新築やリノベ物件に多く、使いやすさ重視
・ユニットバス形式(バスタブなし):築古ワンルームなどで見られるトイレと洗面台、シャワーの省スペース型
掃除やお湯張りの手間がなく、シャワー中心の人にとって効率的な選択肢です。
若い世代にフィットする新しい暮らし方
最近の20〜30代の一人暮らしでは、平日はシャワーで済ませる人も増えており、浴槽レス賃貸はそんな生活リズムに自然とフィットします。かつては「お風呂なし=不便」というイメージもありましたが、今では掃除の手間を減らし、水道光熱費も抑えられる暮らしの工夫として共感を集めています。都市部の高い賃貸事情に合わせて、無理のないスタイルのひとつになりつつあるのです。
浴槽レスのメリットでタイパもコスパもアップ

「不便そう」と思われがちですが、浴槽レスには暮らしをラクにするポイントも多いんです。
毎日の掃除やお湯張り不要で月5時間の時短に
バスタブ掃除は1回5分程度。毎日湯船を使えば月2.5時間に相当します。さらにお湯を張るのに5〜10分かかるため、月合計で最大約5時間を費やすことになります。週末だけ湯船に浸かる人でも、掃除やお湯張りに月1時間前後は必要です。浴槽レスならこの時間がゼロになり、趣味や休息に充てられる余裕が生まれます。
光熱費も節約できる
小さな浴槽(100〜150L)でも、毎日お湯を張ればガス代と水道代で月2,500〜4,500円。年間にすると4〜5万円にのぼります。シャワー生活ならこの費用をほぼカットでき、浮いたお金を食事や旅行に回せます。週末だけ湯船を使う人でも、年間で見れば無視できない差となり、家計にゆとりが生まれるのも魅力です。
ミニマルな暮らしにぴったり
「持たない暮らし」「シンプルな暮らし」を好むミニマリストにも浴槽レスはフィットします。湯船や掃除道具を減らせることで、生活動線や生活空間そのものがよりミニマルに整います。無駄を省きたい人にとって、シャワーだけの暮らしは理想的なスタイルといえるでしょう。
気になるデメリットとその対策

浴槽レス賃貸には気になる点もありますが、工夫しだいで心地よく暮らせます。
冬はシャワーだけだと寒い?
冬のシャワーは「湯船につかれない分、体が温まりにくいのでは」と心配になるかもしれません。ですが実際には、シャワールームはコンパクトなため、お湯を出して数十秒で全体が温まり、特に大きな不満を感じない人も少なくありません。寒さ対策としては、浴びる前にお湯を少し流しておく、床に断熱マットを敷く、シャワー後すぐにバスローブや厚手のタオルで体を包むなどで十分。工夫すれば、シャワーだけでも冬を快適に過ごせます。
疲れを取りたいときはどうする?
疲労回復やリラックスのために湯船につかりたいときは、銭湯を利用するのがおすすめ。東京にはまだ銭湯文化が残る街が多く、1回500円前後で利用できます。最近はサウナを備えた銭湯も多く、追加料金はかかりますが人気があります。浴槽レスの暮らしでも、たまに銭湯やサウナを組み合わせれば身体をリフレッシュできるでしょう。
洗面台がないと不便?
築古の浴槽レス賃貸では、洗面台がなくキッチンで歯磨きをせざるを得ないケースもあります。また、ユニットバスと一体型のタイプでは、洗面台が小さく使いづらいこともあります。最近は少し割高にはなりますが、独立洗面台付きのリノベ物件も増えているので、借りる前に内見して生活動線をイメージしておくと安心です。 また、シェアハウスでは共用洗面台が整っていることが多いため、選択肢に入れてみるのも良いでしょう。
東京で浴槽レス賃貸を探すのは意外と難しい

浴槽レス賃貸はまだ広く普及していないため、東京では物件数も少なく、条件に合う部屋を探すのが難しいこともあります。
「浴槽レス」で検索条件に出てこない
大手の賃貸検索サイトでは「風呂なし」で検索する方法がありますが、この場合は浴室自体がない昔ながらの物件が中心です。基本的に「浴槽なし」という条件が用意されていないことが多く、希望者は写真や間取りを一つひとつ確認しなければなりません。さらに東京ではワンルームの需要が高い一方で、浴槽レス物件自体がまだ少ないのが現実です。結果として、エリアや駅近などの条件を優先すると「探したいけれどなかなか見つからない」と感じる人も少なくありません。
安いけれど設備が不十分な場合も
浴槽レスの中には家賃が安い代わりに設備が古く、洗面台がないなど不便が残る物件もあります。リノベーション物件でもシャワールームだけで洗面台が設置されていなかったり、ユニットバスを改装したタイプでは床が濡れやすいこともあります。後悔しない物件選びのために、できるだけ内見して、ボトルを置ける棚など細かな使い勝手まで確認しておきましょう。
浴槽レスを考えるなら、シェアハウスも候補に

浴槽レス賃貸だけでなく、若い世代の間ではシェアハウスも住まいの選択肢として人気があります。初期費用を抑えやすく、家具家電付きで気軽に始められるのが特徴です。
シャワー仕様で、浴槽レスを自然に体験
シェアハウスは、最初からシャワールーム仕様を前提に設計されていることが多く、浴槽レスに抵抗のない人にぴったりです。気軽に試せる環境なので、「まずはシャワーだけの生活を体験してみたい」という人にもおすすめです。
共用水回りで不便が解消
浴槽レス賃貸で心配されがちな洗面台やランドリーも、シェアハウスなら共用スペースとして整っている物件が多くあります。一人暮らしだとつい後回しになりがちな水回りも、定期的な清掃が入ることで清潔さをキープしやすいのが嬉しいポイントです。
初期費用が安く、家具家電付きですぐ暮らせる
シェアハウスでは敷金・礼金が不要な場合が多く、家具や家電も共用で備え付けられています。初期費用が数万円からと抑えられるため、上京や新生活を始める若い世代にとって魅力的な選択肢です。浴槽レスを選ぶようなコスパに敏感な人にとっても、負担を抑えて暮らしを始められるのが魅力です。
TOKYOβのおすすめ物件3選
浴槽レス生活を考えるなら、近くに銭湯やサウナがある街はとても便利です。今回は、銭湯文化が今も残るエリアの物件をピックアップしました。
おすすめ物件①TOKYOβ 新柴又2
家賃40,000円 | TOKYOβ 新柴又2の全ての写真を見る
北総鉄道北総線 新柴又駅 徒歩 5分。日暮里まで20分以内で行けるシェアハウス。柴又は下町情緒があふれる町並みで、葛飾区の中でも治安が良いと言われています。駅周辺には、ドラッグストア、コンビニ、スーパー、飲食店などが充実しており、生活には困りません。
おすすめ物件②TOKYOβ 都立家政5
家賃47,000円 | TOKYOβ 都立家政5の全ての写真を見る
西武新宿線 都立家政駅 徒歩 8分。【築浅物件】全15部屋の2階建て。全室鍵付き個室&プライベートをきちんと守れます。閑静な住宅街にあります。シェアハウスの近所には、スーパーマーケットサミットストア鷺宮店やコンビニがあります。
おすすめ物件③TOKYOβ 池上4
家賃52,000円 | TOKYOβ 池上4の全ての写真を見る
東急池上線 池上駅 徒歩 8分。JR線が通る蒲田駅へもわずか4分でアクセスでき、多方面への通勤やお出かけに便利です。周辺には商店街が点在し、昔ながらの下町情緒と活気を楽しめます。初詣で有名な「池上本門寺」もあり、歴史とにぎわいが同居する街として若い世代からも人気のエリアです。
浴槽レスを気軽に体験!TOKYOβのシェアハウス
TOKYOβには簡単に住み替え可能な安心・安全なシェアハウスを東京都内を中心に約1,200棟、16,000部屋を保有しています。各所、さまざまなシェアハウスをご用意しているのでご自身のライフスタイルに合った物件をみつけることができます。多くの物件はシャワールーム仕様で、共用洗面所も整っているため、浴槽レスでも日常の暮らしで不便を感じにくいのが魅力です。
サービスの特徴①「入居者のサポート」
入居者のための限定アプリや、無料Wi-Fiなど入居者様の生活環境を充実させるためのサービスを随時アップデートしております。
サービスの特徴②「住み替えシステム」
選んだ物件との相性が合わなかったり、他のエリアで暮らしたい際に、TOKYOβの物件に空室があれば、簡単な手続きのみで住み替え可能です。
サービスの特徴③「充実した設備と安心・安全」
TOKYOβのすべての物件が同じブランドで管理されているため、同じ住み心地、同じサポート体制で安心してご入居いただけます。
まとめ
浴槽レス賃貸は「不便そう」というイメージに反して、月5時間前後の時短と水道光熱費の節約もできるミニマルな住まい方です。ただ、東京ではまだ物件数が限られていて、見つけづらいことも。シェアハウスを選べば水回りの不安が少なく、低コストでの入居が可能になり、一人暮らしの負担を大きく減らせます。たまにお湯につかりたくなったら、近くの銭湯やサウナでリフレッシュするのも気持ちいいもの。タイパとコスパを大切にする人にとって、浴槽レス賃貸は試してみる価値のある、新しい暮らし方といえるでしょう。
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- この記事の監修者
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宮後 歳也
- 保有資格
- 宅地建物取引士
株式会社GGハウスマネジメント 代表取締役
シェアハウス専門の管理会社。物件数業界NO.1。
日本最大のシェアハウス運営会社です。
現在はTOKYO β ブランドのシェアハウス運営も行っています。

















