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シェアハウスに住むだけで英語を学習できるの?本当に上達するためのコツを解説

シェアハウスに住むだけで英語を学習できるの?本当に上達するためのコツを解説

シェアハウスでの生活は、コミュニケーションの場としても最適です。

そのため、英語など語学力の向上を目的にシェアハウスへの入居を検討される方もいらっしゃると思います。
今回は、シェアハウスでの生活で本当に英語力は身につくのかという疑問について、英語力向上のために意識すべきポイントとともに解説したいと思います。

シェアハウスで英語を学習できるのか

シェアハウスでの生活を通して英語を学習したい場合には、まず目的に適したシェアハウスを選ぶことが重要です。
英語力向上のためにお勧めなのは、次のようなシェアハウスです。

  • 外国人向けのシェアハウス
  • 英語学習をコンセプトにしているシェアハウス

シェアハウスでの生活で英語を身につけたいなら、当然、日常的に英語で会話する機会の多い環境が有意義です。
外国人向けのシェアハウスとは、世界各国から来日した外国人を積極的に受け入れているシェアハウスのことです。
ネイティブスピーカーが多く、日常生活の中で必要に駆られて英語を話すため自然と英語力の向上が期待できます。
ただし、外国人=英語を話す人というわけではありません。
学びたい語学が英語に限られる場合は、現在の入居者などについてあらかじめ確認してみると良いでしょう。

また、英語学習をコンセプトにしているシェアハウスもあります。
そういったシェアハウスでは、シェアハウス内での会話をオールイングリッシュに限定していたり、定期的に英会話のレッスンが催されたりと、様々な形で英語学習の支援が工夫されています。
このようなサービスを活用できるシェアハウスを重点的に探すのも良いでしょう。
英語の学習という同じ目的を持った仲間同士、住人同士が親しくなりやすく、お互いに研鑽できるというメリットもあります。
ただし、英語学習をコンセプトにしたシェアハウスでは、住人は日本人ばかりということもあります。
日常的にネイティブスピーカーと会話したい場合は希望に沿わない可能性もあるので、よく確認してください。

シェアハウスでの生活で日常的に英語に触れ、英語を話す必要性がある環境に身を置くことで、国内でも海外留学と同様に豊かな経験が得られます。
生活の基盤は日本に置いたままなので、安心して英語力の向上に集中できることも魅力のひとつです。
海外渡航前の練習段階としても効果的でお勧めの学習方法です。

 

シェアハウスで英語が上達するための本当のコツ”3つ”

英語の学習を目的にシェアハウスに入居しても、ただ漫然と生活しているだけでは豊かな英語力は磨かれません。
充実した環境を生かして、意識的に英語力を上達させていきましょう。

 

コツ①:目標を立てる

まず、スキルアップを目指したいなら、自分にとっての目標(ゴール)を設定しましょう。
たとえば具体的に、CEFRやTOEFLのレベルでも良いでしょう。
または「自分の話したいことを諦めずにどうにか英語で表現する」といった目標も素晴らしいです。
目標を設定することで、目標達成のためのプロセスを明確に組み立て、意識しやすくなります。
目指したいゴールによって、学習の方法は変わってくるからです。
実践的なコミュニケーション力を重視するなら、とにかくたくさん会話する機会を持つことが有効でしょう。
海外でのビジネスや翻訳などの仕事をしたいなら、海外の文化についても学んでおく必要があります。
同じ英語力でもコミュニケーションとスピーチでは必要なスキルが違ってきます。
自分が身につけたい英語力とはどんな力なのか、最初にイメージしておくことが目標達成の近道となるのです。

 

コツ②:自分でも単語や文法を勉強する

英語の力をしっかり伸ばすために重要なのは、英語力の成長を日常会話だけに期待しないことです。
確かに、日常的に英語を使う機会の持てるシェアハウスでの生活は、英語に触れる時間を増やし、聞く力や話す力をぐんぐん伸ばしてくれるでしょう。

しかし、日々の会話を漫然と流してしまってはもったいないと言えます。
本当に英語力を伸ばしたいなら、やはりきちんと単語や文法について勉強することです。
たとえば、会話の中で出てきたわからない単語や文法は都度メモしたり検索したりして、少しずつ「わからない」を「わかる」に変えていくことが非常に重要です。
もしも、話したいと思ったけれどどう言えば良いのかわからなかったことがあれば、後で必ず考えてみましょう。
知りたいと思うことに出会う機会がたくさんあることは重要です。
そういった環境下での学習はとても有意義なものになるでしょう。
すべての機会を大切に、自分の学びにして知識として吸収していく貪欲さが肝心です。

 

コツ③:外国人とは英語で話す

日本に住む外国人は、日本に興味・関心があり、ある程度日本語も話せる人が多くいます。
もしも英語の学習に協力してほしいと思うのならば、それをきちんと相手に伝えておきましょう。
あなたが英語を上達させたいと思っていて、英語で会話することに協力してほしいことを伝えておけば、多くの人が親切に応じてくれることでしょう。
ただし確実に意識しておきたいのは、外国人は決してあなたの学習のための装置ではないということです。
特にシェアハウスの居住者は、お互いに対等な関係であり、有償で雇われた講師と生徒ではありません。
もしも相手も日本語の学習に協力してほしいと思っている場合には、お互いに相手の力になれるかもしれません。
そのほかにもお礼にできることや感謝を伝える方法はたくさんありますから、自分の目的のために傲慢にならないよう少し気をつけてください。

住人同士のコミュニケーションが重視されているシェアハウスの方が、どんどん英語を使って会話できるでしょう。
特に慣れないうちは、堪能でない英語を話すことには気恥ずかしさを覚えるかもしれません。
それでも、自分はまだ「学習中」だと割り切って、どんどん会話に挑戦することが大切です。
語学にはイマージョン(=浸す)という手法があります。
日常的に英語に触れ、聞く機会・話す機会を増やすことで、実践的な英語力の向上が期待できるのです。

 

英語が上達するシェアハウスの選び方のポイント

さて、実際に英語の学習を目的にシェアハウスを探すなら、どんなポイントに気をつけて選ぶと良いのでしょうか。
本当に英語を上達させたいのなら、最初のシェアハウス選びが肝心なので十分に注意してください。

 

ポイント①:共有スペースがあるか

まず、英語を使ったコミュニケーションの機会を持ちたいのなら、共有スペースがあるシェアハウスを選びましょう。
シェアハウスには、リビングやキッチンなどを共有するタイプもあれば、完全個室のタイプもあります。
たとえ外国人向けのシェアハウスを選んだとしても、完全個室タイプのシェアハウスでは、他の入居者との交流をなかなか持てません。
入居者も住人同士の交流をあまり求めていない場合が多いので、目的にそぐわないと言えるでしょう。
英語を使ったコミュニケーションを求めるのなら、共有スペースが充実していて住人同士が多くの時間を共にできるようなシェアハウスが適しています。
シェアハウスには本当に様々なタイプがあるので、入居前に十分なリサーチができると良いですね。

 

ポイント②:入居者同士の交流を促す機会があるか

シェアハウスによっては、入居者同士の交流の場としてイベントを開催するなど、様々な工夫が凝らされています。
これもひとつの重要なポイントと言えるでしょう。
たとえばハロウィンやクリスマスといった季節のイベントにパーティーが開催されたり、クラフトのワークショップが開催されたりといった、魅力的なイベントが企画されるシェアハウスはたくさんあります。

そういったコミュニケーションを重視するシェアハウスを選べば、住人同士で会話できる機会が増え、自然に仲良くなりやすいでしょう。
提携している他のシェアハウスの住人とも、イベントを通して交流できるところもあります。
そういったシェアハウスなら、住んでいるシェアハウスだけに限らずどんどん人脈を広げることも可能です。
シェアハウスに求める役割は人それぞれなので、できるだけコミュニケーションを求めている人同士で集まれる場所を選ぶことが重要です。

 

まとめ

シェアハウスでの生活で日常的に英語に触れる環境を得られれば、間違いなく英語の学習にとって大きなアドバンテージになります。
自分の目的に合ったシェアハウスを選ぶことで、生活しながら効果的に学びが得られるでしょう。

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森岡 誠
この記事の監修者

森岡 誠

(マネージャー)

保有資格
宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士

株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。