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【海外好き必見】外国人向けのシェアハウスに住むデメリット・メリット 

【海外好き必見】外国人向けのシェアハウスに住むデメリット・メリット 

シェアハウスは、生活の場であると同時に人との交流の場でもあります。
より積極的で有意義なコミュニケーションを求めるならば、外国人向けのシェアハウスを検討してみてはいかがでしょうか。

外国人向けシェアハウスとは

外国人向けシェアハウスとは、世界各国から来日した外国人を積極的に受け入れているシェアハウスのことです。
イベントの開催などで、住人同士の異文化コミュニケーションを支援しているところもあります。
こういったシェアハウスでは、住んでいる人たちもお互いに「日本語を学びたい」「外国語を学びたい」「異文化に触れたい」といった国際交流を望んでいる場合が多いです。
そのため住人同士が積極的に関わりやすく、日常生活の中で異文化に触れ、学びを得ることができます。

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外国人向けシェアハウスの”3つ”のデメリット

外国人向けのシェアハウスに関心があるならば、まずはよくあるデメリットも把握しておきましょう。
やはり、日本人ばかりのシェアハウスとは異なる部分もあるようです。

 

デメリット①:日本人の常識が通用しないことがある

様々な国の人が集まるシェアハウスでは、私たちの「当たり前」や「常識」が通用しないことがあります。
たとえば靴を履いたまま部屋に入るなど、日本では非常識でも、外国ではそれが普通という習慣もあります。

それぞれの住人には、それぞれの国の「当たり前」や「常識」があります。
ここが日本だからといって、彼らの常識を軽んじてはいけません。
言わなくてもわかるはずと日本の常識を強要するのではなく、シェアハウスで生活を共にする仲間として話し合い、守るべきルール作りを心がける必要があるでしょう。
特に日本人は「察する」「空気を読む」ことを相手に求め過ぎる傾向があると言われます。

外国人が相手の場合には、物事をはっきり言わないと伝わらないこともあります。
そもそも同じ日本人同士でも、同じ「常識」を共有しているはずと思い込むのは危険なことです。
自分の思いや要求を明確に伝えることは、すべての人とのコミュニケーションで役立つスキルと言えるかもしれません。

 

デメリット②:異性や友人を連れ込んでしまう

外国人向けのシェアハウスでよくあるトラブルとして、外国人が異性や友人を家に連れ込むという問題があります。
夜中まで飲んで騒いで騒音のトラブルになったり、不特定多数の異性を部屋に連れ込む人がいて苦情が出たり、という問題が起こりやすいようです。
日本と比べて、外国では親しい人(またはそれほど親しくない人でも)を家に招くのが好きな人が多いと言えるでしょう。
一方で日本では家の中をかなりプライベートな空間ととらえる人が多く、そもそも一般的な感覚に差があるようです。
こういった問題でも、まず大切なのはシェアハウスのルールを尊重することです。
交流を重視しているシェアハウスでも、来客に関しては「宿泊は禁止」などそれぞれにルールが決められている場合があります。

また、ルールがない場合や守られない場合には、迷惑していることをきちんと伝えるなど、自分で行動しなければならないこともあるかもしれません。
まずは入居を決める前に、普段の様子やルールの有無について確認してみると良いですね。

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デメリット③:話し合いがスムーズにできない可能性がある

何事についても、問題が起きた時には解決のための話し合いが重要です。
特に外国人向けのシェアハウスでの生活では、共通の「常識」が守られることを黙って期待しているだけではどうにもならない場合があります。
問題に思っていることを相手に伝え、理解してもらって共通のルールを作ることが必要ですが、ここでひとつ問題があります。
相手の日本語の習熟度、もしくは自分の外国語の習熟度によって、込み入った話が伝わらない可能性があるのです。

大きな揉め事を起こして険悪になりたいわけではないのに、ニュアンスをうまく伝えられなかったり、相手の言い方が強く聞こえ過ぎたりしてしまうのは非常によくあることです。
お互いに完璧でないことを理解して、多少ムッとしたとしても関係を修復できるといいですね。

 

外国人向けシェアハウスの”4つ”のメリット

外国人向けシェアハウスには、異なる文化を背景に持つからこそ起きやすいトラブルもありますが、一方で大きなメリットも期待できます。

次は、外国人向けシェアハウスに住むことで得られるメリットについてご紹介します。

 

メリット①:語学の勉強になる

まず最も大きなメリットは、語学の勉強になるということでしょう。
外国人向けのシェアハウスを検討される方の中には、これを主目的とされる方も多いと思います。

語学には「イマージョン(=浸す)」という手法があります。
日常の中で継続的に外国語に触れることで、効果的に外国語を習得する方法です。
毎日の生活で当たり前のように外国語を使う機会を作るというのはなかなか難しいものですが、外国人向けのシェアハウスに住むことでそれが可能になるのです。

語学教室や外国語カフェと大きく違うのは、一緒に生活をしていれば自然とお互いに話さなければならない・話したい事柄が生じてくる点です。

生活の中で必要に駆られて住人同士で会話を続けるうちに、語学力はぐんぐんスキルアップすることでしょう。

たとえば”Good morning!”や”Hello!”といった誰でも知っている挨拶でさえ、慣れていなければ咄嗟に口から出すのはためらってしまったりするものです。
まずは外国の言葉を話すということが特別でなくなれば、自然に語彙が広がっていきます。
日常会話が身についていれば、これから海外へ行きたい人にとっては大きな自信となるに違いありません。

 

メリット②:世界中に友達ができる

シェアハウスでは、長く住み続ける人もいれば、短期的に滞在する人もいます。
たくさんの出会いや別れがあって、シェアハウスを出てからも友人としてオンラインで交流を続けているという話をよく聞きます。

外国人向けのシェアハウスには世界中から人が集まってくるので、自然と世界中に友達ができるのです。
外国に1人の友人ができるということは、1つの国を好きになるということだと言われます。
もともと海外が大好きだという人にとっても、海外・外国人になんとなく苦手意識があるという人にとっても、外国人向けのシェアハウスでの生活はよい経験を与えてくれることでしょう。
世界中、どこへ行っても会いたい人がいるというのは素敵ですね。

 

メリット③:外国に対する考え方が変わる

人は自分と違うこと・よく知らないことを恐れ、避けると言われます。
なんとなく外国を恐いと思っている人の中にも、実はその原因が「よく知らないから」だという人がいると思います。
シェアハウスでの生活を通して外国の人と親しくなれば、外国はよく知らない恐い場所ではなくなり、自然と外国に対する考え方も変わっていきます。

そして新しい文化や知識を取り入れることで、自分の価値観が偏っていたと気づき、考え方が変わったという声もよく聞きます。
日本を取り巻く世界について、知る機会が日常の中にあるというのはとても有益なことでしょう。

 

メリット④:視野が広がる

外国人向けシェアハウスで生活する人たちは、出身国が様々というだけではありません。
それぞれが多様なバックグラウンドを持ち、違った目的を持って生きています。
そんな外国人との生活の中では、今までにない物事のとらえ方を知ることができ、視野が広がるかもしれません。
もちろんあなた自身の考え方や生き方が、彼らに影響を与えることもあるでしょう。
これまでに自分が触れたことのないものに触れて、お互いに新たな可能性が広がるきっかけとなり得るのです。
たとえば、日本人同士の付き合いの中でなんとなく「当たり前」「常識」とされていることが、絶対に守らなければならないルールとは限りません。
自分がもっと自由に振る舞って良いことに気付いたり、反対に他人に厳しく求め過ぎていたことに気付いたり、いろいろな発見があるかもしれません。

 

外国人向けシェアハウスが向いている人の特徴

最後に、一般的に外国人向けシェアハウスでの生活が向いていると言われる人の特徴を紹介します。

もちろん元からこういうタイプだ、という方にもお勧めですが、こんなふうに変わりたい・新しい自分に出会いたいと思っている方にとっても外国人向けシェアハウスでの生活は良い刺激になるのではないでしょうか。

 

特徴①:おおざっぱ

まず、外国人向けシェアハウスでの生活はどちらかといえば大雑把・おおらかな人に向いていると言えるでしょう。
これまでにも紹介したように、外国人向けシェアハウスでは、文化や常識の違いなどからトラブルが発生することが少なくありません。
そういった時に深く悩み、自分の中で抱え込んでしまう人にとってはストレスの大きい環境と言えるでしょう。

 

特徴②:気持ちを素直に伝えられる

トラブルが発生した時には話し合いが必要なので、気持ちをきちんと相手に伝えられることも大切です。
できるだけシンプルに自分の気持ちを伝え、問題解決に向かえると良いですね。
自分にとって当たり前なことを「言わずに分かってほしい」と期待するのは難しい環境と言えます。

 

特徴③:ルールに寛容な人

シェアハウスのルールは、もちろん守られるべきです。
しかし言葉の違いや文化の違いもあるので、誰もが初めから100%ルールを理解して守ることは、一般的なシェアハウスでの生活以上に難しいと理解しておいた方が良いでしょう。

ルールが守られない時にも強く相手を否定するのではなく、時には許し、時には一緒に解決を図る姿勢を意識する必要があります。

まとめ

外国人向けのシェアハウスに住めば、日本に居ながらにして留学経験にも等しい豊かな学びが得られることでしょう。

しかし日本人も外国人も、等しくひとくくりにして「こういうもの」と語ることはできません。
それぞれに個性を持った人との出会いを大切に、生活を共にする仲間としてお互いを尊重できると良いですね。

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森岡 誠
この記事の監修者

森岡 誠

(マネージャー)

保有資格
宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士

株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。